本日は平成23年東日本大震災でお亡くなりになったかたがたへの追悼の祈りを謹んで捧げさせていただきます。
被災されたかたがたおよびご遺族が計り知れない悲しみを抱えながら、復興への道を歩んでこられた不屈の意志に心より敬服いたします。
当時の弊社を顧みても、未体験にもかかわらず重要な決断を次々にしなければならない状況でした。
その中で、被災地に支援に行くという動きを初めて本格的に行った契機でもあります。
現地に赴いた技術者は本当に果敢であり、通信インフラの復旧の目的のもと、クライアントとパートナーが立場を超えて一致団結した貴重な経験です。
その後も日本各所の台風や豪雨のおりには、基地局復旧のために積極的に被災地に赴くマインドがより強く醸成されてまいりました。
昨年の能登半島地震は元日発生でしたが、即座に緊急対応のための連絡体制が構築できたことは誇りに思います。
携帯インフラは非常時にこそ命に関わる重要な連絡を司るものであり、その復旧に即応できる精神と体制をこれからも錬磨してまいります。
災害に向き合う原点が14年前のこの日であり、災害復旧から防災へとつなげて、より強靭なインフラ構築に貢献することが願いです。