はやいもので5月になりました。
思い起こせば私の入社は21年前の同月です。
弊社は当時社員が数名程度で、私の使命はエンジニアリング事業立上でした。
前職は同じ業界ながら、大手で基地局の監視と保全をする部署。
だいぶ違う環境に来たものです。
心構えと作法は時の上司に教わりました。
九州出身で関西弁、恐れ知らずの彼の言葉を頼りに奮闘した日々を思い起こします。
「米櫃に米をいれるんや」
「不確実なことは言うな」
「机を並べたい人を採れ」
「社員百人の未来を想え」
現在と眼前の仕事に精いっぱいで、「社員百人の想像」だけは当時実践できませんでした。
不思議なもので、新しい仕事を請けた時には新しい仲間が増えて、完遂できる連鎖が続きました。
いつしか組織が百人を超え、私にとっては奇跡のような21年の道のりです。
あらためて、ご縁あった皆様に感謝申し上げます。